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8インチドールについて
マダムアレクサンダーを代表するのがこの8インチサイズのドールです。
1953年に登場してから、今日に至るまでずっと継続して作り続けられている、まさにマダムアレクサンダーの「顔」と言える存在です。この8インチのシリーズは発売当時は、通称"Alexander-Kin"と呼ばれていました。
この呼び名"Alexander-Kin"は、Wendy Ann(後のWendy)や、Little Womenシリーズ、Maggie Mix-upその他の様々な7.5インチから8インチのハードプラスチック製のドールに対する総称でした。現在では、8インチドールは"Alexander-Kin"とは呼ばず、8インチのドールの中でフェイスタイプによって以下のように呼び分ける形をとっています。
Wendy(ウェンディ)
丸いほっぺとすました顔が特徴的なWendyは、1953年から現在まで生産されている8インチドールの代名詞であり、当初は"Wendy Ann"と呼ばれていました。ちなみに、1936年から1946年にかけて製造されたコンポジションドールのシリーズにもこの"Wendy Ann"という名前が使われていますが、実はこの"Wendy Ann"はマダムアレクサンダーの孫である"Wendy Ann Birnbaum"の名前からとっています。
一口にWendyと言っても、実際は製造された年代によってかなり顔の形やメイクが異なります。
以下に、代表的な顔をご紹介いたします。
※下記の年代は目安です。
実際の製造期間は下記の年代の前後数年に渡る場合もあります。
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1956年〜1965年頃
この写真はBKW(後で解説有り)のものです。 |
1962年〜1972年頃
BKのバレリーナの顔です。
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1965年〜1972年頃
薔薇色の頬が特徴的なことから、この年代頃の顔を"Rosy"と呼ぶこともあります。 |
1973年〜1975年頃
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1973年〜1975年頃
(参考:少年顏のWendy) |
1976年〜1988年頃
口髭を生やしているようにも見えることから、
"Mustache Face"と呼ぶこともあります。 |
1988年〜1997年頃
瞳が大きいのが特徴のひとつです。まぶたが硬く、手で開けてやる必要があるものが多いです。 |
1998年〜1999年頃
上目遣いな感じの顔が特徴です。 |
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2000年〜2001年頃
この前の年代の顔に比べて、かなりおとなしく、すました顔です。
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2002年〜2003年頃
ほっぺが大きく、目尻も少しあがり、自己主張が強そうな顔です。 |
2003年〜
"Commemorative Face"
と呼ばれます。
Wendyの発売開始から50年と、マダムアレクサンダーの生誕80年を記念して、1953年のオリジナルの顔型をベースに作られた新しい顔です。 |
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Maggie(マギー)
オリジナルは、1960年から1961年の短い時期にのみ生産されたフェイスタイプで、当時は"Maggie Mix-Up"と呼ばれていました。いたずらっぽい微笑が特徴的な"Maggie Mix-Up"は、 Wendyの友達としリリースされ、主にInternationalシリーズの中に登場していました。このオリジナルの"Maggie Mix-Up"の多くは顔にそばかすがあります。
1961年で生産中止になった後、1980年代後半になって、より現代的な顔になったタイプが再登場しました。これ以降は、商品名として"Maggie Mix-Up"が用いられることはなく、一般に8インチドールで顔が微笑んでいるタイプのものを"Maggie"として呼ぶようになります。(依然として"Maggie Mix-Up"と表記する書籍等もあります。)
1997年には、オリジナルの"Maggie Mix-Up"を再現した商品がリリースされましたが、そのドールはその年のアメリカの切手のモデルにもなりました。現在では、8インチの色々なシリーズでこのMaggieフェイスタイプの8インチドールが生産されていますが、割合的には圧倒的にWendyが多くなっています。
Maggieも、時代とともに顔の形やメイクが異なります。以下に、代表的な顔をご紹介いたします。
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1960年〜1961年頃 |
1987年〜1992年頃 |
1991年 |
2001年 |
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2003年 |
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その他のフェイスタイプ
・アジア系の顔をした"Asian Sculpt"が2004年に新しく登場しました。
・その他に、男の子の8インチドールとして"Jack"というフェイスタイプもあります。
ボディの構造について
素材
ボディの素材はハードプラスチックです。
スリープアイ
マダムアレクサンダーの8インチドールは、すべてスリープアイ仕様(ボディを傾けるとまぶたが閉じる)となっています。製造された年代によっては、指先でまぶたを押してやらないと開閉しないものもあります。
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寝かせると・・・
右のようにまぶたを閉じます。 |
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Straight-leg Non-walker
最も一般的なボディタイプです。可動する関節は、首、肩、脚のみです。
Bent-knee Non-walker(BK)
上記に加えて、ひざの関節も動きます。
Bent-knee Walker(BKW)
上記のBent-kneeと同じ部分が可動するのに加え、両足を交互に前後に動かすと左右に首を振ります。その姿が歩いているように見えることから、"Walker"と呼ばれます。このタイプのボディは1970年頃を最後に製造されていません。
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足を動かすと・・・
頭も一緒に動きます。 |
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Total Moves Body
2004年に登場した、全10箇所もの関節が可動する新仕様のボディです。
可動する関節は、首、腰、両肩、両脚、両ひじ、両ひざです。
これまでのボディでは手足はゴムでつながれていましたが、Total Moves Bodyでは手足は関節でつながれています。
肌の色
基本的には白(Caucasian)ですが、商品によっては黒い肌(African-American)や、褐色の肌のものもあります。
瞳の色
ブルー、ブラウン、グリーン、パープル等
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